金属疲労
日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)で1日に起きた油漏れ事故で、同社は11日、配管の固定不足による部品の金属疲労が原因だったとする報告書を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。これを受け、中止されていた使用済み核燃料の切断作業が、近く再開される見通しだ。
報告書では、油圧機の配管が十分に固定されていなかったため、油圧機と配管をつなぐ継ぎ手と固定機具が振動による金属疲労を起こし、破損したと説明。電子顕微鏡で調べたところ、継ぎ手と固定機具に金属疲労特有の模様があり、ねじ部分などに複数の亀裂が確認されたという。
再発防止策については、配管を支える固定機具を強度がより高い部品に交換するほか、多量の油漏れを防ぐため、油圧ポンプを自動停止させるための措置を検討するという。
また、同社では、再処理工場全体で、同様の金属疲労が起きていないかの調査を行う予定だ。
この事故は、1日午後6時ごろ、再処理工場の前処理建屋で発生。国内の原子力発電所から集められた使用済み核燃料を細かく切断する装置の刃を動かす油圧機から大量の油が霧状に噴出した。このため、切断作業を緊急停止した。
(2008年1月12日 読売新聞)
金属も疲労しますよね
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